【Blender】Blender 2.8でキャラクターモデリング その3 目と口の中

前回で全身が出来たので、今回は顔のパーツである目と口の中を作ってみたと思います。ラティス変形使ったりシュリンクラップモディファイアーだったり、Bsurfacesアドオン使ったりそんな感じでいきます。
目の作成
最初に目を作ってみたいと思います。
円柱メッシュのオブジェクトを追加して、円柱の上の丸い部分を適当に面割りして目の元を用意しました。

拡大縮小でアーモンド形っぽく変形した後、ラティスモディファイアーで特徴的な形状にして行きます。
ラティスモディファイアーの使い方はBlender 2.8より前バージョンから特に変更は無いように思います。
オブジェクトの追加からラティス→プロパティのラティス項目で解像度数指定で割りの変更→目のオブジェクトのモディファイアーにラティスオブジェクトセットといった感じです。

瞬きした際に瞳がまぶたを貫通する事を防ぐために、再びラティスを追加設定して目を「くの字」形に曲げておきます。

横から見た際に瞳のラインが強調されるように、面の押し出しで厚みを付けておきます。厚みの縁だけがあれば良いので、裏面自体は消しました。

横から見た時、正面から見た時のバランスを考慮して左右の目を上から見てハの字になるように回転させます。

ハの字にした事で正面、横から見た際に目が想定通りになっているかを確認します。

まぶた毛、眉毛の作成
まぶた毛や眉毛は、顔オブジェクトを対象としたシュリンクラップモディファイアーを適用した平面オブジェクトで作成していきました。
前回紹介したBsurfacesアドオンを使用すると、Gペンシル(Annotate)で描く用にまぶた毛、眉毛を作成できるので楽です。シュリンクラップモディファイアーをセットしたオブジェクトも初期化ボタンで作ってくれます。

まぶた毛と眉毛は、「法線に沿って面を押し出し」で少しだけ厚みをつけると存在感が増します。とりあえずまぶた毛と眉毛ができました。

白目の作成
現状だと目の部分から頭の中身が見えてしまいますので、白目部分を作成します。目の縁から頭の内部に面を押し出して作成します。

とりあえずこれで、目関係の作成ができました。
歯の作成
口の中のパーツ一つ目、上下の歯を作成したいと思います。
円柱オブジェクトから歯の形を作って、口の中に収まるように拡大縮小などで調整します。
歯ぐきに関しては作成しない方向にしました。

舌の作成
サークルのメッシュオブジェクトを追加し、先端を徐々に細くするようにしていきながら作成した後、ラティスモディファイアーで真ん中を軽くへこませるように調整しました。

口の中作成
上下の歯と舌が収まるように、口の中を作成します。白目の時と同様に、口の縁から顔の内側に頂点を押し出して作成します。

各顔パーツの作成完了
目、白目、眉毛、まぶた毛、歯(上下)、舌、口の中と作成ができたので、顔パーツを一通り揃える事ができました。

歯や舌、口の中を作る際に、口が横に開き過ぎていたので修正したり、口元を調整したりしました。
この後、マテリアルやテクスチャを作成して色が付いたりした時にまた感じが変わって色々修正したくなる気がします(汗
次に髪の毛作るか、テクスチャ作るか迷いますね・・・・!
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