【Blender】Blender 2.8でキャラクターモデリング その4 髪の毛

今回は髪の毛を作って行きたいと思います。髪の毛を作成するに辺り、通常のカーブオブジェクトを用いた方法ではなく、無料のアドオン「Bevel Curve Tools」を使ってみます。

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Bevel Curve Toolsとは

「Bevel Curve Tools」はアニメ調の髪の毛の作成や、曲がりクネったメッシュの作成に役立つ無料のアドオンです。

Blender 2.8に対応されたので、アドオンをダウンロードしてきてインストールし、設定画面で有効化する事で使用できるようになります。

「Bevel Curve Tools」に関する詳細、導入方法、使用方法に関しては下記の記事をどうぞ!

ー 「Bevel Curve Tools」の紹介記事へ ー

前髪の作成

今回作成に挑戦するヘアースタイルは「サイドポニー」です。

作業の取っ掛かりとして前髪から作成して行きたいと思います。

「Bevel Curve Tools」で「New Beveled Curve」ボタンを押して髪の房の元を作成します。

「Edit Bevel」で断面の形状や頂点数を調整したり、編集モードで「Alt+S」で太さの調整、「Ctrl+T」で捻ってみたりと形を弄って髪の房っぽくしてみます。

後は、作成した髪の房を、頭に沿って曲げながら配置してみます。

後はひたすらこの作業の繰り返しです!(汗

頭皮がなるべく無理なく隠れるように、髪の房の形状や大小を色々思考錯誤しながら配置していきました、パズル見たいですね!

ポニーテール部分の作成

後ろ髪を作成する前にポニーテール部分を作成する事で、後ろ髪が結われる事で出来る流れの基準を作る事ができます。

結目の大まかな位置が決まったら、そこから好みの長さで基準となる一本の髪の房を置いてみます。

後は、正面、左右、後ろと色々な角度で満遍なく髪の房が見えるように、これまた先程の前髪同様作っては配置してを繰り返してポニー部分を作成しました。

後ろ髪の作成

ポニーテール部分を作成した事で結目の位置ができたので、そこに向かって後ろ髪が流れるように頭に沿って髪の房をまた配置していきます。

後は隙間を埋めるように後ろ髪を配置していきました。

最後に全体の調整

最後に、隙間が空いている箇所が有る場合は髪の房の位置調整、太さ調整で隙間を塞いだり、髪の房を追加したりします。

無料のアドオン「Bevel Curve Tools」を使って、とりあえず自分なりに髪の毛を作ってみました。

この後テクスチャーを張ったりした時に見え方が変わって、また調整したくなったりする場合もあると思うので、「To Mesh」ボタンでカーブをメッシュ化する前の状態のBlenderファイルもしっかり確保しておきたいと思います。

次はUV展開してモデルに色つけたいと思っております!

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