【Blender】エリュシデータ&ダークリパルサーによる、Blender 2.8勉強

Blender 2.8の初モデリングとしてエリュシデータ&ダークリパルサーを作ってみました。その過程で気づいた点や、改善点を纏めておきたいと思います。

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製作物の様子

Twitterに動画を上げてみました、大まかなフォルムが確認できるかと思います。

自動スムージング&刃の部分にシャープ辺を設定する

モデリングを開始して最初の状態では、全体の面がフラットの状態になっています。この状態でシェーディングを確認すると、平面が可視出来るほどフラットな状態です。

そこで、頂点か面を全体選択して「スムーズ面」を設定する事で全体が滑らかになり、カクカクとしたポリゴンが見えなくなります。

しかし剣の刃部分のように、滑らかになってしまっては困る部分もあります。最初は刃部分の面のみを「フラット面」に設定すれば良いかと思っていましたが、その場合刃の部分の面がカクカクと表示されてしまいカッコ良くありません。

そこでオブジェクトデーターの設定項目にある「ノーマル」の「自動スムーズ」をオンにして角度を180度に設定します。

この自動スムーズは設定した角度によって各面をスムーズにするかフラットにするかを自動で判断してくれる機能ですが、今回は刃の部分のみ任意でフラットにしたいので角度を180度にして全体を一旦スムーズになるようにします。

この状態で、刃の部分に当たる辺に対して「シャープを付ける」事で、刃の部分だけ鋭利な見た目となります。この方法だと、カクカクとしたポリゴンのような見た目になりません。

この設定に気が付いたのは、Twitterに動画を上げた後でした(涙

なのでTwitterの動画では刃の部分も少し滑らかな見た目になっています。

ラティス&簡易変形モディファイアのコンボ

今回特に便利で今後も使って行こうと思ったのがラティスモディファイアに簡易変形モディファイアを設定してメッシュを曲げるという方法です。

カーブモディファイアだけでメッシュを曲げようとすると、思ったように全体が均等に曲がらなかったりしますが、メッシュにラティスを適用してからそのラティスを簡易変形の「曲げ」で曲げる事で全体的に綺麗に曲がってくれます。

ラティスのモディファイアーに簡易変形(SimpleDeform)を追加して、「曲げ」、基準となる箇所にエンプティオブジェクトの十字を配置してセット、曲げる軸の設定をして後は角度で好きな具合に曲げます。

これは平面の下絵から作ったメッシュに立体感を持たせたりするのに一役買いました。

まとめ

他にもまだ役に立った機能等あった気がしましたが、今回この二刀を作成して次の製作物にも生かして使っていこうと印象に残ったのが、自動スムージング180度+辺シャープと、ラティス&簡易変形モディファイアのコンビネーションでした。

今回の製作した物は比較的シンプルな造形で作り易い方かと思いますが、勉強になる事がたくさんありました!

次は何つくろうかなぁ・・・・・!!

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