UE4のプロジェクトをSubversionで管理する その3

2019年3月3日

Subversionのアクセス経路にSSHを予定しているので、今回はTera Termを使って仮想マシンの方にSSH接続をしてみようと思います。

 

※画像はクリックで拡大できます

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Tera Termをインストールする

 

通信が暗号化されるSSH接続によって、ネットワークを経由して他のコンピューターを遠隔操作する際のターミナルソフトとしてTera Termがあります。

今回の仮想マシンのように物理的に離れている訳ではなくても、接続して遠隔操作のような振る舞いができるようなので早速ダウンロードしてインストールします。

ー Tera Termのダウンロードへ ー

Tera Termのインストールの際に、様々なカスタム設定が表示されますが、特に何もいじらず標準のインストールを行いました。

 

SSH接続の準備

 

Tera Termのインストールが完了したら、VMware Workstation Playerの方から仮想マシンのrootログインを行います。「localhost login:」には「root」と打ちこみ、「Password:」にはCentOSインストール時に設定したrootのパスワードを打ち込みます。表示は何もされませんが、気にせず打ちこんでEnterを押します。

[root@localhost  ~ ]# _の表示となったらログインは完了です。

次に、仮想マシンでSSH接続するためにはSSHプロトコルを使用するためのソフトが必要なので、「OpenSSH」を仮想マシンにインストールします。

インストールには下記のコマンドを打ちこみます。

# yum install openssh openssh-server openssh-clients

これでopenssh-serverとopenssh-clientsがインストールされます、インストールの過程で何回か「y」キーでEnterを押す必要があり、最終的に「Complete!」と表示されれば完了です。

しかし、今回自分はどちらも既にインストール済みとなっており、「Nothing to do」となりました(汗

CentOSの新しいバージョンにはデフォルトでOpenSSHが含まれているんですかね?

仮想マシンのIPアドレスを確認するため下記のコマンドを実行します。

# ip addr

仮想マシンのIPアドレスが下記の画像箇所に表示されるので、Tera Termで接続する際に使用します。

Tera Termを起動して、「ホスト」に仮想マシンのIPアドレスを入力します。他は特に変更せずOKを押します。

初回の場合、「セキュリティ警告」が出るようですが、自分で作った仮想マシンなので気にせず続行します。

「ユーザー名」にroot、「パスフレーズ」にはCentOSインストール時に設定したrootのパスワードを入力してOKを押します。

無事接続できた場合は、Tera Termのウィンドウ左上に接続先のIPアドレスが表示され、仮想マシンの方と同じく[root@localhost ~]# になって居ればSSH接続成功です!

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