UE4のプロジェクトをSubversionで管理する その4

仮想サーバーへのSSH接続は成功したので、今回はSubversionのインストールと設定を行い、リポジトリを作成し幾つかのディレクトリとファイルをインポートして行きたいと思います。
※画像はクリックで拡大できます
Subversionをインストールする
仮想サーバーで下記のコマンドを実行してSubversionをインストールします。
# yum install subversion
インストール内容の確認が行われるので、yキーを押します。
CentOSから鍵を取得する許可を求められるので、yキーを押します。
「完了しました!」の表示が出れば、Subversionのインストールは完了です。
下記コマンドで、インストールしたSubversionのバージョンが確認できます。
# svn --version --quiet
次にUE4のプロジェクト用リポジトリを作成します。リポジトリの名前は無難に「project」としてtrunk、branches、tagsの見慣れたディレクトリを作成します。
まず、projectまでのディレクトリを作成し、リポジトリを作成します。
※修正 2018/11/05、リポジトリまでのディレクトリ指定で「var」→「/var」出ないと上手くいきませんでした。E180001エラーでリポジトリが開けないとimport時にでました。
# mkdir -p /var/svn/repos/project # svnadmin create /var/svn/repos/project
作成すると、/var/svn/repos/project内に幾つかファイルが生成されます。
次にリポジトリへtrunk、branches、tagsをインポートするために一時的に「test」というディレクトリを作成し、その中にtrunk、branches、tagsディレクトリを作成します。
# mkdir -p test/trunk # mkdir -p test/branches # mkdir -p test/tags
今回は三つのディレクトリと一緒にインポートするファイルとして、下記コマンドで「test.text」をtrunk内に作成します。
# vi test/trunk/test.txt
viコマンドで作成しますが、iキーINSERTモードにして適当な文章を入れて、「:wq」で保存終了してあります。
カレントディレクトリをインポートする「test」ディレクトリにして、下記コマンドでインポートします。
# svn import file:////var/svn/repos/project -m "最初のコミット"
Committed revision 1.と表示され、trunk、branches、tagsとtest.txtがインポートされました。
次回はインポートしたファイルを、Subversionのクライアント「TortoiseSVN」を使ってローカルPCにチェックアウトしたいと思います。
ディスカッション